昨日、久しぶりに芸術に触れる機会があった。
ICUの知り合いに連れられて宝塚に行ってきた。
自分にとって完全なる未知の領域のものだった故に、いろいろと得るものがあったし、見てかなり自分的におもしろかった。
なにより、ちゃんとした観劇したのは、ここ数年なかったことゆえに新鮮だったということもある。
それだけでなく、多分、宝塚というものがもつパワーというものがすごいということを実感できたことが大きいのではないだろうか。
ファンが多いというのは、完全なる門外漢で、みたこともなかった僕からすると、熱狂的ななにかであるにせよ、それ以上ではないだろうなというのが正直な思っていたことだ。
実際見に行ってみると、それはたしかにファンになるし、熱狂するものであるということを実感として理解できた。
それに、なによりも面白いし、舞台としてもいいものだということだ。
しかし、これだけパワフルなものを僕はしらなかったのだろうという疑問が心に沸き起こった。
自分がしらないことが世の中に多いし、それがすばらしいということがどれだけ多いのだろうということを実感した。
それと、なによりもあれだけのものをやってのける宝塚のポテンシャルと伝統というものに感服した。
自分を激しく突き動かしてあそこまでのものを僕はできるのだろうか?
たぶん、無理だ。
表現活動のある種のきわみをみせてもらったような気がする。
あれだけの感激をもたらしてくれるものを、僕もやりたいし、ものすごくあこがれる。
たぶん、そんなところに宝塚の魅力があるのではないだろうかと思った。
また、機会があったら是非とも見に行きたい。
ただ、一人でいくのはつらいゆえに、また連れて行ってもらいたいなというのが本音である。